(英語の記事はこちら。)
うちのプロジェクトの予定地で新しい電柱ができました。ここ数ヶ月で久しぶりに目に見える進展です。
この電柱の役割は1.私たちの土地にグリッド(電力網)から電気を引き込むこと※、2.土地の太陽光パネルで作った電気をグリッドに送ることです。
(※太陽光発電で電気を作るのだからどうしてグリッドから電気を引き込む必要があるか、不思議に思うかもしれません。私たちは電気を売るときに、全部を電力会社に売るという全量買取制度を利用しています。そのため、土地で電気を使うには電力会社から電気を買う必要があります。売電と買電は別のものです。電柱は一緒ですが。)
もちろん電線はまだありません。電柱がちょっと寂しそうに立っているだけです。
他には2本の電柱が近くの田んぼで設置されました。これもうちのプロジェクトに必要な設備です。
私は日本の田舎や都市の景観を壊す地上の電線・電柱がいいとは思いません。もし電線を地下で通す選択肢があり、その費用が地上の電線より10倍も高くなければ、そちらを選びたかったのです。でもそういう選択肢はありませんでした。ということで皮肉なことに我々も地上の電線を増やすちょっとした悪人でございます。
将来は電柱・電線を地中化したいという夢を見続けます。
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